コミュ障すぎて就活でどこにも採用されなかった話 

work-222768_960_720

就活とはコミュ障の人生に立ちふさがる最大の試練の1つである。

少なくとも僕にとっては、始める前から無理ゲーとしか思えなかった。

エントリーシートに書くことがない

まず最初の難関がエントリーシート。

自分のことを全く分かってないし、自分を認識することを無意識レベルで拒絶していたので、自己PRとか志望動機とか書くことが何も思いつかない。

大学時代含め、今までの人生で大したことをしてこなかったので、話せるエピソードもない。

リーダーシップの経験なし。

サークルもボランティアも留学もやってない。

バイトは短期だけ。

学生時代がんばったことなんか1つもない。

大学時代やってたことは、引きこもって本読むかネットサーフィンしてぐらい。

何かやらなきゃダメだと思いつつ、3年、4年が経過して就活の時期になっていた。

自分を必要とする企業があるとは思えないし、そもそもこんな人間、社会に出ない方が社会のためでは?とも思ったが、それでも一応就活はやった。

奇跡が起きればどこかに採用されるかもしれない。

採用されなければフリ-ターでもやって細々生きていこう。

そう思って就活に臨んでいた。

自己PRを作る

とりあえずネットや就活本の例から使えそうな文章を抜き出し、短期バイトのエピソードと絡めて無理やり自己PRを完成させた。

「バイトで後輩の教育をした」という内容にしたのだが、いかにもテンプレをツギハギしたような痛々しい文章が出来上がった。

実際は食品工場の短期バイトでビン詰め作業するときに、2日ぐらい遅れて入ってきた人に、作業の注意点を1つ説明しただけ。

「ビンのフタに傷がついてたら、それは使ったらダメ」って教えた。

それをなんか「自分が色々考えて後輩教育をして作業効率を上げた」的なエピソードに仕立て上げた。

書いてて辛くなる文章だったけど、とりあえずエントリーシートの枠を埋めることだけに専念することにした。

とりあえず筆記試験は大体受かった。

公務員試験も受けたけど、これも筆記は何とか通った。

警察も受けたけど、体力試験も通った。

問題は面接だ。

コミュ障の僕はここで詰み。

一次面接すら一度も通らなかった。

コミュ障の面接という壁

とにかく面接が嫌でたまらなかった。

こっち見ないでくれって思いながら自己アピールする謎の状況。

そもそもまともに言葉を喋れないので、何度も沈黙したり意味の分からない返答したりして悲惨なことになった。

まあ個別面接ならまだマシだけど、集団面接は同じ学生の前で恥をさらすことになるので本当にキツイ。

とある企業の集団面接

面接官「順番に自己PRお願いします。」

A「サークルの代表でした」

B「ボランティアやってました」

D「イベントの企画運営をしました」

・・・・・なんだこの超人の集まりは。

みんな色んな経験してきてるんだなあ…

喋り方もスムーズで、とても同い年だとは思えない。

劣等感と、僕みたいなのがここにいて申し訳ないという気持ちで萎縮しっぱなしだった。

面接官「では次の方。」

僕「(ゴクリ)はい、わたしは…え、あのバ..バイ..スゥ..バイトのでっ..あの..こきょ後輩の教育!ぅぅを~やってまして..あの..」

頭が真っ白になり、事前に暗記してた内容がとんでしまい、何をしゃべればいいのか分からなくなっていった。

さっきまで覚えてたのに。

緊張を通り越し、頭がボーっとしてきて現実感が薄れていった。

このまま下向いて体調悪いフリしようかとも思ったが、そんなことできるはずもなく、少しずつ言語をひねり出して無理やり自己PRを終わらせた。

僕「それで後輩の教育で….あのぉ….後輩の教育で…あの……ちょっと..後輩のやることが色々ありまして……それが..あの..後輩が色々覚えてくれたので……後輩のあの….それで後輩ぃ….あのあの後輩が…教育の…ことの…作業をスムーズに進めることができました。」

内容が一部抜けてしまい、もう自分でも何を喋っているのか分からなかった。

しかも喋りながら手でもの凄いろくろ回しをしてしまうクセも、見事に発動していたし。

面接官は微笑んでくれたが、絶対ヤバい奴が来たと思われただろう。

そしてコミュ障は就活を辞めた

どこにも採用されるわけないとは知りながらも、親の目を気にして就活を続けてしまっていたが、きっぱり止めることにした。

そもそもアピールできることがないので、何のために面接に行っているのかも分からない。

面接官に痛々しい姿をさらして帰るだけの謎の活動をしていただけだった。

仮に就職できたとしても、仕事についていけなかったり、職場の人間関係に耐えられなくなるのが目に見えていた。

単純作業のバイトですら、上司と簡単な意思疎通ができずにまともにこなせないような人材だし。

とにかく僕みたいなコミュ障にとって、就活は無理ゲーすぎた。

もう二度とやりたくない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. もりやゆうだい より:

    地獄ですねコミュ障の僕としては読んでて冷や汗が出るような文章でした
    僕も職場に入ったとしても誰とも話さず完全に浮いているような感じになると思うので
    サラリーマンは向いてないですね僕も物販でネットで引きこもりながら
    生きていくのを夢見ています

  2. 世の中不平等 より:

    僕は親しい人となら溶け込んで話せるんですが、
    やっぱり見ず知らずの始めて会う人って緊張してどう話したらいいか、どう自己PRすればいいか僕もわからないです。
    志望動機も単純にないですし、学生時代頑張ったことも、大変だったことなんてないし家に帰ることだけを考える帰宅部です。
    それでも無理に嘘を書いてその嘘に合うように面接練習しても結局は面接中に頭から消えて何を話したらいいかわからない状態になります。
    あと笑顔で声はハッキリとなんて
    性に合わなさすぎて殴ってやりたいです
    人それぞれの性格ってものがあるのに
    そこら辺ねじ曲げて猫かぶりながら
    今後の人生大半送っていく人生とか
    何が楽しいんでしょうね
    だから自殺先進国だなんて言われるんですよ
    会社も会社でそんな面接で出来る人だけ
    集めていく感じで
    最終的に僕が行きつく会社なんて精々圧迫面接をするブラック企業ぐらいですよ、
    コミュ障だと生きづらい世の中ですよ、ほんと。
    これならゾンビパニックになって世の中ぶち壊してくれた方がまだマシに思えますよ。